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7 February 2020

Boot Campを使ってMacBook ProにWindows 10をインストールした話

by Akira SARASHINA

今回はmacOSに標準で付属しているBoot Campというソフトウェアを用いてMacBook ProにWindows 10をインストールするやり方を書きます。基本的にはBoot Camp アシスタントで Mac に Windows 10 をインストールするに書いてある通りにやるだけですがちょっとした注意点も合わせて書いていこうと思います。

用意するもの

  1. MacBook Pro等
  2. Windows 10のオンラインコード

2014年以前に発売されたMacBook等を用いる場合は容量が16GB以上ある外付けのUSBフラッシュドライブも必要になります。またWindows 10をインストールするための十分なストレージも必要になります。詳しくは上記のAppleのホームページをご参照ください。

ステップ1 Windows 10のオンラインコードを購入する

私はAmazonでMicrosoft Windows 10 Home April 2018 Update適用 32bit/64bit 日本語版【最新】|オンラインコード版を購入しました。 パッケージ版を購入しても問題ないですが手間が増えますし手元に来るまで時間もかかるので、私はオンラインコード版をおすすめします。

HomeとProで二種類ありますが、Proは複数のアカウントを管理するためのパッケージやより多くのセキュリティ関連のパッケージが同梱されているようです。macOSをメインで使っている人は(値段の安い)Homeで問題ないと思います。詳しくはWindows 10 Home と Pro の違いをご参照ください。

オンラインコード版を購入すると得られるProduct KeyはAmazonの場合は(アカウントサービス)→(ゲーム&PCソフトダウンロードライブラリ)で確認できます。

後にProduct KeyはWindowsのインストールの途中で求められるのですが、その段階ではmacOSのブラウザでProduct Keyを確認する事はできないので使用中のMacの他にProduct Keyを確認できるデバイスを持っていない場合はメモを取っておく事をおすすめします。

ステップ2 Windows 10をダウンロードする

Windows 10 のディスク イメージ (ISO ファイル) のダウンロードからWindows 10をダウンロードします。ここで32bitか64bitかを選択しますが、これは使用しているMacBookの(アップルメニュー)→(このMacについて)のプロセッサとIntel ベースの Mac のプロセッサが 32 ビットか 64 ビットかを識別する方法を照合して選べば良いと思います。通信環境にも依ると思いますが一時間くらいかかります。

ステップ3 Boot Campを起動しWindows 10をインストールする

(Finder)→(アプリケーション)→(ユーティリティ)→(Boot Campアシスタント)からBoot Campを起動します。特にこだわりがなければ全てデフォルトの設定で良いと思います。キーボードをデフォルトの設定にした場合は「英数」と「かな」の切替はCapsLockでできます。

あとは待っていればWindowsがインストールされます。

感想

昔使っていたrEFIndというソフトよりも簡単にできたという印象です。すぐにインストールできましたしAppleがサポートしているという安心感もあります。

MacユーザーだけどWindowsにしか対応していないソフトを使いたいという人はぜひ使ってみてはいかがでしょうか。新しいコンピュータを買うよりも(ストレージを確保するために追加で外付けハードディスクを買ったとしても)安上がりですし、MacBookを使っている場合はmacOSとWindowsを両方持ち歩けるというのはとても便利だと思います。

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