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20 February 2020

Tello EDU 4台を使ったドローン編隊飛行に挑戦(第1回:ざっくり全体像)

by Hiroto Kaneko

今回から Tello EDU 4台を使ってドローン編隊飛行に挑戦していきます!

Tello EDU(Tello EDU 公式サイト)は、香港のとなりのIT産業の盛んな町、深圳のベンチャー企業 Ryze Technology 社から発売されている小さなちいさなドローンです。同じ会社から発売されている無印の Tello との最大の違いは、なんと複数台で編隊飛行ができること!

今回から4回に分けて、プログラミング言語 Python を使った Tello EDU の編隊飛行までの道のりを紹介していきたいと思います。

第2回 - 第3回 - 第4回

ゴールを確認!

まずは目指すゴールを動画で確認しましょう! これは実際に京大 MACS のメンバーで編隊飛行を試みて、成功した様子を撮ったものです。このシリーズでは、これを目指していきます。

用意するもの

次の3つが必要になります。

  1. パソコン( Windows でも Mac でもどちらでも OK )
  2. Tello EDU 4台(4台でなくとも2台以上あれば OK です)
  3. 無線ルータ( SSID とパスワードがわかれば既設のものでも OK )

それから、Tello EDU を飛ばせる広めのスペースも重要です!8畳ぐらいのスペースがあれば大丈夫だと思います。注意点としては、カーペット敷きなど光を散乱する床の場合、Tello EDU の能動型赤外線センサが作動しなくなり、失敗します。光を反射する床のスペースを選びましょう。

ざっくり全体像

次のステップで編隊飛行の準備をしていきます。

  1. Python 環境の構築( Anaconda のインストールと仮想環境の作成)
  2. Tello EDU 編隊飛行用レポジトリ Multi-Tello-Formation の導入
  3. Tello EDU の設定を変更し無線ルータに接続
  4. 無線ルータ経由で Tello SDK コマンドを Tello EDU に送信し編隊飛行を実行

1と2を第2回、3と4を第3回で詳しく紹介していきたいと思います。3と4において Tello EDU に Tello SDK コマンドを送信する際には、ソケット通信を使います。今回は Python の機能(公式ドキュメント)を使ってソケット通信を行っていますが、node.js など別の言語を使ってもソケット通信は可能です。今回はわかりやすくするために、言語は Python に絞って説明していきます。

最終的に構築されるシステムは、図のようになります。

初期設定ではドローンとパソコンが直接接続されるために1台のみしか制御できませんが、Tello EDU と無線ルータ、無線ルータとパソコン、というように無線ルータを間に挟んで接続することで、複数台(今回は4台)の編隊飛行が可能になります。

次回

次回は、Tello EDU 編隊飛行のための Python 環境の構築について詳しく紹介していく予定です!

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